全国のサッカーファンのみなさん、こんにちは!リョウです
今回はセリエA(イタリア1部)優勝回数ランキングを紹介します!
セリエAの優勝回数はどこのクラブが最多なの⁈
セリエAといえば、ユヴェントス、インテル、ミランの3強に加えてローマ、ナポリ、ラツィオなど力のあるクラブが多数所属するハイレベルなリーグです
そんな超激戦区のセリエAで最も多く優勝をしているのはどこなのか調べてみました
この記事を見れば、
・各クラブのセリエA優勝回数
がわかります
この記事のデータはtransfermarktより抽出しています
目次
優勝回数ランキング
クラブ名 | 優勝 | 優勝年度 |
ユヴェントス | 36回 |
1905, 1925-26, 1930-31, 1931-32, 1932-33, 1933-34, 1934-35, 1949-50, 1951-52, 1957-58, 1959-60, 1960-61, 1966-67, 1971-72, 1972-73, 1974-75, 1976-77, 1977-78, 1980-81, 1981-82, 1983-84, 1985-86, 1994-95, 1996-97, 1997-98, 2001-02, 2002-03, 2011-12, 2012-13, 2013-14, 2014-15, 2015-16, 2016-17, 2017-18, 2018-19, 2019-20 |
インテル | 19回 |
1909-10, 1919-20, 1929-30, 1937-38, 1939-40, 1952-53, 1953-54, 1962-63, 1964-65, 1965-66, 1970-71, 1979-80, 1988-89, 2005-06, 2006-07, 2007-08, 2008-09, 2009-10, 2020-21 |
ACミラン | 18回 |
1901, 1906, 1907, 1950-51, 1954-55, 1956-57, 1958-59, 1961-62, 1967-68, 1978-79, 1987-88, 1991-92, 1992-93, 1993-94, 1995-96, 1998-99, 2003-04, 2010-11 |
ジェノア | 9回 | 1898, 1899, 1900, 1902, 1903, 1904, 1914-15, 1922-23, 1923-24 |
トリノ | 7回 | 1927-28, 1942-43, 1945-46, 1946-47, 1947-48, 1948-49, 1975-76 |
ボローニャ | 7回 | 1924-25, 1928-29, 1935-36, 1936-37, 1938-39, 1940-41, 1963-64 |
プロ・ヴェルチェッリ | 7回 | 1908, 1909, 1910-11, 1911-12, 1912-13, 1920-21, 1921-22 |
ローマ | 3回 | 1941-42, 1982-83, 2000-01 |
ナポリ | 2回 | 1986-87, 1989-90 |
ラツィオ | 2回 | 1973-74, 1999-00 |
フィオレンティーナ | 2回 | 1955-56, 1968-69 |
カリアリ | 1回 | 1969-70 |
サンプドリア | 1回 | 1990-91 |
ヴェローナ | 1回 | 1984-85 |
ノヴェーゼ | 1回 | 1921-22 |
カザーレ | 1回 | 1913-14 |
第1位 ユヴェントス(36回)
セリエAで最も成功を収めているクラブはユヴェントスとなりました
優勝回数は2位のインテルを大きく引き離す36回です
2010年代の10年間で9回の優勝を果たすなど、近年も圧倒的な強さを発揮し続けているユヴェントスですが、チャンピオンズリーグのタイトルには恵まれず、ミラン(7回)、インテル(3回)を下回る2回しか優勝を果たせせていません
また、2020-21シーズンには9年ぶりにインテルにスクデットを明け渡すことになりました
来シーズンに向けてクラブのレジェンドのピルロ監督を容赦なく解任するなどクラブの刷新を図っているユヴェントスですが、新シーズンはイタリア最高のクラブの威厳を取り戻せるでしょうか
第2位 インテル(19回)
第2位にランクインしたのはこちらもユヴェントスと並ぶセリエAの強豪クラブ、インテルです
2020-21シーズンにはユヴェントスの10連覇を防ぎ、セリエA優勝を果たしました
チャンピオンズリーグ3回の優勝経験を持つ紛れもないビッグクラブですが、近年はセリエAではユヴェントスの後塵を拝し、チャンピオンズリーグでも鳴かず飛ばずでした
しかし、プレミアリーグからの移籍組の活躍やチームの攻撃の中心ラウタロ・マルティネスの活躍もありチームが蘇ったように思います
来シーズンはセリエA優勝クラブとしてチャンピオンズリーグにはポット1に入りますが、勢いこのままチャンピオンズリーグでも存在感を増すことができるか注目ですね
第3位 ACミラン(18回)
第3位となったのはインテルと同じ街に本拠地を構えるビッグクラブ、ACミランです
チャンピオンズリーグの優勝回数は第1位のレアル・マドリード(13回)に次ぐ第2位の7回とセリエAのクラブの中では最多の優勝を誇ります
しかし近年はセリエAでも低迷し、チャンピオンズリーグ出場圏内の4位以内に入ることすらできていませんでした
2020-21シーズンは久しぶりにシーズンを通して善戦し、インテルに次ぐ第2位でフィニッシュしました
来シーズンは2013-14シーズンぶりにチャンピオンズリーグ出場となるわけですが、欧州サッカーファンにとってミランがチャンピオンズリーグに戻ってきたといだけでワクワクが止まらないんじゃないでしょうか
過去10年の優勝回数
2020年代最初のシーズン2020-21シーズンはインテルが優勝を果たしましたが、2010年代、2000年代、1990年代の各年代ではどのクラブが最もスクデットを獲得してきたか見てみましょう
2010年代
クラブ | 優勝回数 | シーズン |
ユヴェントス | 9回 | 2011-12, 2012-13, 2013-14,2014-15, 2015-16, 2016-17, 2017-18, 2018-19, 2019-20 |
ミラン | 1回 | 2010-11 |
2010年代はユヴェントスの1強時代と言って差し支えないでしょう
10年間で9連覇を達成し、インテルとユヴェントスが持つ5連覇を大きく塗り替えることになりました
ただ、この9連覇はユヴェントスが強すぎたというよりは他のクラブがユヴェントスに対抗できる力が全然なかったとも言えます
ユヴェントスはこの10年間でチャンピオンズリーグの優勝は1度も果たせていません
にもかかわらずセリエAでは無敵の強さを発揮していたのですから、セリエA全体のレベルの低下が指摘されるのはある程度仕方ないのかなと個人的には思います
2020年代はインテル、ミランがチャンピオンズリーグでも結果を出し、かつての華やかさを取り戻すことを期待してしまいますね
2000年代
クラブ | 優勝回数 | シーズン |
インテル | 5回 | 2005-06, 2006-07, 2007-08, 2008-09, 2009-10 |
ユヴェントス | 2回 | 2001-02, 2002-03 |
なし | 1回 | 2004-05 |
ローマ | 1回 | 2000-01 |
ミラン | 1回 | 2003-04, |
2000年代はまさにインテルの時代と言っていいでしょう
2009-10シーズンにはセリエA、チャンピオンズリーグ、コッパイタリアと3冠をセリエAのクラブで初めて達成し、最盛期を迎えることになりました
2004-05シーズンはユヴェントスが優勝しましたが、八百長スキャンダルで優勝がはく奪されたため、優勝クラブ”なし”となっています
また、3強以外ではローマが優勝を果たしていますが、優勝時のメンバーには中田英寿がおり日本人で初めてセリエA優勝を経験することになりました
1990年代
クラブ | 優勝回数 | シーズン |
ミラン | 5回 | 1991-92, 1992-93, 1993-94, 1995-96, 1998-99 |
ユヴェントス | 3回 | 1994-95, 1996-97, 1997-98 |
サンプドリア | 1回 | 1990-91 |
ラツィオ | 1回 | 1999-20 |
2010年代がユヴェントス、2000年代がインテルの時代なら、1990年代はミランの時代でした
マルディーニ、ロベルト・バッジョ、サヴィチェヴィッチなど当時の最高のプレーヤーが終結したミランは黄金期を迎え、1991-92シーズンには無敗優勝を果たすなど圧倒的な強さを誇りました
また、1993-94シーズンにはチャンピオンズリーグでヨハン・クライフ率いるバルセロナを4-0で破り優勝したりもしました(4点差はチャンピオンズリーグ決勝では最大得点差)
この投稿をInstagramで見る
まとめ
セリエA優勝回数ランキングはいかがだったでしょうか?
通算でみると圧倒的なのはユヴェントスですが、各年代ごとにみると2010年代はユヴェントス、2000年代はインテル、1990年代はミランといったようにその時代を象徴するようなクラブがあることがわかりました
2020年代を席巻するのはどのクラブになるのか、今からとても楽しみですね
コメント